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研究・医療2026.08.15

若年層の10.3%に「ゲーム行動症」の疑い―全国調査で明らかに

2026年8月15日、国立病院機構久里浜医療センターによる全国調査について、10~29歳の若年層の10.3%が、スクリーニング上「ゲーム行動症が疑われる」とする結果が報じられました。2018年度の同規模調査では5.1%であり、約5ポイント増加しています。

 今回の調査は、厚生労働省の補助事業として全国の10歳以上80歳未満の9,000人を対象に実施され、4,650人から有効回答を得ました。ゲーム行動症のスクリーニングにはGAMES Testなどが使用されています。

GAMES Testで5点以上を「疑いあり」とした場合、全年齢では3.8%でしたが、10~29歳に限ると10.3%でした。また若年層では男性14.6%、女性5.8%と差がみられました。

 重要なのは、10.3%がそのままゲーム行動症と診断されたという意味ではないことです。GAMES Testはゲーム行動症を早期に拾い上げるためのスクリーニングテストであり、5点以上の場合にゲーム行動症が「疑われる」とされています。


【GAME-Fからのコメント】

「10.3%」という数字だけを見ると、若者の約10人に1人がゲーム依存症であるかのように受け取られる可能性があります。しかし、スクリーニングで陽性になることと、医療機関でゲーム行動症と診断されることは同じではありません。

一方で、今回の結果は、ゲームとの付き合い方に注意を必要とする若年層が少なくない可能性を示しています。大切なのはゲームをすること自体を問題視することではなく、やめたいのにやめられない、睡眠が崩れる、学業や仕事に影響する、大切な活動が減るといった変化に早めに気づくことです。実際、GAMES Testにもこうした日常生活への影響を尋ねる項目が含まれています。

 GAME-Fも、診断のためだけではなく、本人・家族・教育現場がこうした変化に早く気づき、必要な対応につなげるための視点を大切にしています。


【参考】
久里浜医療センター「GAMES Test」
厚生労働省「ゲーム依存(ゲーム行動症)・ネット依存の全国調査」
共同通信「ゲーム依存、若年層は10% 18年度比で増、生活支障も」2026年8月15日。https://kumanichi.com/articles/2025580?utm_source=chatgpt.com

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