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10代と生成AIの影響を本格研究へ―OpenAIが500万ドルの研究助成
OpenAIは2026年9月8日、13~17歳の若者に生成AIがどのような影響を与えるのかを調べる独立研究に、総額500万ドルを拠出すると発表しました。
研究対象には、10代が生成AIをどのように利用しているかだけでなく、感情や社会性の発達、人間関係、利用時間や利用目的による影響の違いなどが含まれます。
また、年齢に応じた安全設計、AIリテラシー、保護者や教育者による支援なども研究テーマとして挙げられています。
研究方法は、量的・質的研究、実験研究、観察研究など幅広く認められ、世界各国から応募できます。OpenAIは、研究結果が自社にとって好ましいかどうかにかかわらず、信頼できる知見を生み出せる独立性と科学的厳密性も審査基準としています。
【GAME-Fからのコメント】
子どもとAIの問題は、「AIは良いか、悪いか」という二択では捉えられません。生成AIがすでに多くの若者に利用されている現在、重要なのは、これから新たな研究を行うことだけではありません。
もし、AIサービスの開発や市場投入の過程で、企業側には若年利用者の行動や安全性に関する調査・評価データが蓄積されているはすです。そうしたデータについても、独立した研究者が科学的な視点から再検証できる仕組みが望まれます。企業による製品開発のための評価と、子どもの健康や発達への影響を検証する学術研究では、目的や評価指標が必ずしも同じではないからです。
【参考】
OpenAI「Funding grants for new research into AI and teen development」2026年9月8日
OpenAI ― 10代の発達とAIに関する研究助成