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英国、子どもを有害コンテンツから守る新ルールを本格施行
2025年7月25日、英国のOnline Safety Act(オンライン安全法)に基づく子ども保護の新たな義務が本格的に施行されました。SNSやオンラインサービスには、ポルノ、自傷・自殺、摂食障害を助長するコンテンツなどから18歳未満を保護するため、効果的な年齢確認などの対策が求められます。
規制は「有害な投稿を削除する」だけではありません。子どもに有害コンテンツを推薦しないようアルゴリズムを設計すること、適切なコンテンツ管理を行うこと、子どもや保護者が利用しやすい通報・相談手段を用意することなども求められます。違反した事業者には、Ofcomによる執行措置や罰金の対象となる可能性があります。
【GAME-Fからのコメント】
これまで子どものインターネット問題では、「家庭でフィルタリングする」「子ども自身が気をつける」ことが安全対策の中心になりがちでした。英国の制度が踏み込んだのは、子どもが見る情報を決めるアルゴリズムやサービス設計そのものにも責任を求めた点です。
一方、年齢確認やコンテンツ規制を強化すれば、それだけで安全なインターネットが実現するわけではありません。年齢確認に伴うプライバシーや、適法な情報へのアクセスとのバランスも論点になります。「子どもをネットから遠ざける」のではなく、「子どもが利用することを前提に、どこまで安全な環境を設計できるか」。 この発想の転換は、今後の子どものデジタル環境を考えるうえで重要です。
【参考】
英国政府 — What's changing for children on social media from 25 July 2025