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AI・デジタル2026.08.07
声」もAI時代の権利にー声優自身がAI音声を活用する動きも
生成AIによって、本人そっくりの声や映像を作ることが容易になっています。法務省は2026年、生成AIなどによる肖像や声の無断利用について検討を進め、「声」についても、利用の態様によって民事上の権利侵害が問題となり得るとの整理を示しました。
一方、声優の梶裕貴さんは、自身の声をもとにした音声合成ソフト「梵そよぎ」を軸とする「そよぎフラクタル」を展開。2026年4月には株式会社FRACTALを設立し、声の権利と本人の意思を尊重しながらAIを創作に活用する事業を進めています。さらに7月には代々木アニメーション学院と、AI時代の「声優の表現と権利」を学ぶ教育プログラムにも取り組み始めました。
【GAME-Fからのコメント】
AIによる「声のコピー」は、声優や著名人だけの問題ではありません。子どもたちもSNS、動画、オンラインゲームなどを通じて、顔だけでなく自分の「声」もデジタル空間に残す時代です。
重要なのはAIを一律に遠ざけることではなく、自分の声や姿がどのように保存・加工・利用され得るのかを知り、自分の権利を守りながら適切に活用することです。「声」もデジタル・アイデンティティの一部として考える教育が、これからますます重要になるでしょう。
【参考】
法務省「肖像、声等の無断利用による民事責任の在り方に関する検討会」
株式会社FRACTAL「音声AI事業」
代々木アニメーション学院「AI時代の声優の表現と権利を学ぶ教育プログラム」