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「撮影して!」フランス高校生デモで注目されたスマートフォンの役割―子どもを危険から守る道具にも
2026年10月、フランス各地で教育環境の改善を求める高校生らの抗議活動が広がり、警察との衝突も報じられています。参加者たちは、教員不足や校舎の老朽化などの改善を求めています。
10月14日付のJBpressの記事では、警察官から暴力を受ける高校生を目にした周囲の人々が、スマートフォンで撮影するよう呼びかける様子が紹介されました。
記事によると、その場で暴力を止めることが難しい場合でも、映像を記録することで、後から被害を訴えるための証拠を残そうとしているといいます。
スマートフォンは、ゲームやSNSの長時間利用、ネットいじめ、有害情報への接触など、子どもの健康や生活への悪影響が問題とされることがあります。しかし今回の報道は、スマートフォンが子どもの権利や安全を守るためにも使われていることを示しています。なお、撮影された映像がすべての事実を証明するわけではなく、個々の事例の慎重な検証が必要です。
【GAME-Fからのコメント】
スマートフォンやSNSは、子どもを危険にさらす道具にも、子どもの権利を守る道具にもなり得ます。今回のフランスの報道では、スマートフォンが娯楽やコミュニケーションの手段ではなく、暴力の記録や権利の保護に役立つ道具として注目されました。
一方、映像を記録することと、それをSNSで公開・拡散することは同じではありません。公開には、被害者のプライバシーや安全、映像の一部分だけが広まることによる誤解など、新たな問題も伴います。
子どものデジタル機器の利用を考える際には、使用時間や依存のリスクだけでなく、何のために、どのように使うのかという視点も重要です。危険から身を守り、自分や他者の権利を尊重しながら適切に活用する力を育てることが求められます。
【参考】
JBpress:永末アコ「【フランス高校生デモ】『撮影して!』警官に殴られる高校生を救うのはスマホだけ、フランスの街角で広がる叫び」(2026年10月14日)